2017年1月2日月曜日

あけましておめでとうございます

スポンサーリンク

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もみなさまにとって素晴らしいお年となりますように!
今年もTOWAtextile井上彼処と平井容子をよろしくお願いいたします。




クリスマスの直前くらいかな、100均で、こちょねの服を買ってみた。

赤いチェックが、ちゃいろい毛色に合うだろうなぁ、と思って。案の定すごく、すごく、すごくかわいい・・・サンタさんみたいになるかと思ったら半纏にしか見えないけど、わたしたち大満足です。

ダイソーで150円で売ってるので、ぜひ。


今年の大晦日からお正月にかけて、ほんとうに最高にのんびりとやさしい時間がすぎている。

大晦日の朝10時ごろ、畑に出て、今更ながら、ほんとうに恥ずかしいくらい今更ながら、年賀状用の写真を撮った。

三脚を立て、二人で写るように、ああでもない、こうでもないとやる。
写真用に、今年初めての大根を引っこ抜いた。売ってるものより、ちょっと小ぶりだけど、肌が白くやわらかい、なんともおいしそうなまっすぐな大根!
写真撮影用の表情でなく、本当で嬉しくて、満面の笑顔の年賀状となった。

そのあと、近くのお薬師さんまで、のんびりと歩く。
もう世間もお休みだろうに誰もいない、静かな境内、古い家並み、実りの冬を迎えた、家々の畑たち。全部が、人間が勝手に決めた一年というくくりのなかで、なんとなく、お正月ムードがあるように見えてくる。

空が高く、青かった。井上が、「全然白くないなぁ、冬やなあ」と言った。

おせちや飾りにつかう、ヒノキやうらじろを山の斜面で採取しながら帰り、正月かざり「らしきもの」を製作。


つるをただただぐるぐるとまとめてリース状にしたものに、南天やうらじろ、庭でドライフラワーになりかけていたボルドーの菊などをてきとうにあしらう。
井上が「お正月っていうよりクリスマス」と言ったのは聞かないふりをした。
来年はせめて、しめ縄風の素材にしようかしら。

腹ペコで帰って、今年最後のぎょうざを作って食べる。
ニラがなかったので、今朝収穫したばかりの大根の葉をざくざく刻んで、にんにくをちょっと多めで作ったら、これがすんごくおいしかった。大根葉がしゃきしゃきでジューシーだし、これは冬の定番になりそう。

わたしは、「今後ひとつの食べ物しか食べられないとしたら、選ぶのはぎょうざ」というくらいぎょうざが好きなのですが、井上は「お好み焼きの方がいいなぁ」らしい。
たとえば、ホットプレートの上で、ぎょうざとお好み焼きを半々で焼いていても、井上は別にぎょうざが猛烈に食べたくなることもなく、お好み焼きを食べれるのだそう。わたしはそういう場合、いやしいので、お好み焼きにもよだれだらだらになるけど。

まぁつまり、ぎょうざもお好み焼きも最高においしいってこと!
お好み焼きは年始にします。

おなかが膨れて、おせちをつくるのも忘れて、二人でなんと夕方まで寝てしまった。
飛び起きて、おせちの残りのメニューをつくり、夕飯の年越しそば(我が家は深夜に食べない派)をつくり、おばあちゃんちに行く準備。まさか、年越しそばが、立ち食いそばになるとは。


揚げ餅、おせちの伊達巻のはしっこで巻けてないとこ、かまぼこ、畑の水菜、ゆず酢を絞ったあとのゆず皮。おそばは、おとうさんとおかあさんがクリスマスプレゼントと一緒に送ってくれた、おいしいおそばで。

おばあちゃん家に行く、というのは「おばあちゃんに会いに行く」という意味ではない。近くに、ふだんは空き家になっているおばあちゃん家があって、そこを年越しの拠点に使わせていただくのだ。
なんと、おばあちゃん家には、おこたとテレビがある。繰りかえす、おばあちゃん家には、おこたとテレビがある・・・!

わたしたちは、お茶、お菓子、みかんをたっぷり持って、寒空の下を歩いて行った。
星がちかちかと瞬く。きっと、都会から帰って来ている若いひとも多いだろうに、びっくりするほど静か。
きっと寒さをしのぐために雨戸を閉めて、そのなかでたっぷりと明かりが点って、おいしいごはんを食べているんだろうな。そうだといいな。

おばあちゃん家でテレビ前におこたを移動する。おこたの布団がわからなかったので、てきとうに掛け布団を使っているので、寸足らずで隙間がありちょっと寒いけど、気持ちも体もぽかぽかとなる。

おこたといえば、お菓子とみかん。


映画やテレビを見るときは、ドリトスを用意するのがいつものスタイル。でも、ドリトスを買うには、バイクで50分走らなくてはならない。まさか、ドリトスを買うより、家でポテトチップスを一から揚げた方が早いとは。
芋は、うちでとれたやつ。そういうことに、わたしたちはまだいちいち感動する。

紅白とガキ使を交互見という、世間のみなさまの多数がやられたことと同じことをしながら、時間がとろりとろりと過ぎていくのが、肌に心に気持ちよい。脳が考えることをやめてどろどろと鼻から流れていきそう。

年賀状のデザインをつくり、メッセージや宛名を書きつつ、口さみしくなれば、ポテトチップス。甘いものがほしければチョコレート、水分が欲しければみかん。うーん、これは永遠。

いつのまにかうっかり年越ししてしまい、あー!となる。除夜の鐘のやつ、見逃してしまった。
井上とおこたの中で、「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」と言ってちょんとキスして、わたしたちの1年が終わり、また新しい1年がはじまった。


寝正月の気配濃厚な朝、おせちの最後の仕上げをする。


伊達巻、かまぼこ(飾り切り、かずのこのわさび漬け)、黒豆、紅白なます、焼きめんたいこ、エビフライ、シャケの味噌漬け焼き、たたき梅ごぼう、豚の八幡巻(こんぶ、ごぼう、にんじん)、鶏とれんこんの煮しめ、芋きんとん、黒糖くるみ、バーニャカウダの13種類。
ご予算はたぶん2000円から3000円くらい。いただきもの、冷凍ものが活躍した現場でした。




それに、春菊とゆずのお雑煮。

こうやって作ってみて、はじめて、おせちの品数は奇数が基本、とかお重の詰め方とか、ちゃんと知った。とにかくやってみるといろんなことがわかる。その背景にある、いろんな願いとか意味とか、そういうものを知ると、どんどん楽しくなっていくんだなぁ。

井上はあまりおせちが好きでないと言っていたので、井上がおいしく食べてもらえるように、ということと、予算は控えめに、と考えてつくった。

かずのこの代わりに、めんたいこ。エビもブラックタイガーのエビフライだし、たつくりの代わりにバーニャカウダと黒糖くるみだし、栗もないから芋きんとんならぬスイートポテトだし、なんだそりゃ、という感じだけど、むしろ二人にはぴったりのものになったみたい。
井上は、エビフライでごはんをわしわしと食べていた。やっぱり、なんといっても、美味しくたべてもらえなくては。

三が日分持てばいいなぁ、と思ったけど、明日ですっかりなくなってしまいそう。そうなったら、お楽しみの日本のカレーや、ラ王(しょうゆ味)が待っているので、それもたのしみ。

体調があまりよくなく、結局本当の寝正月となった。
あしたも、おばあちゃん家でおこたに入りって駅伝がみたい。三が日にオリジナリティや、芸術性などいらない。ただあたたかく、大切な人がいたり、大切な人のことを考えたりして時間が過ぎるだけでいい。
あ、ちょっと贅沢を言うなら、コメダにモーニングを食べにいき、帰りにイオンで人を見て帰ってくるのは楽しそうかも。

なにはともあれ、今年もみなさま、よろしくおねがいいたします。
わたしたちの「実りの冬」な年賀状は、3日4日あたりに届きます。

スポンサーリンク


スポンサーリンク

2 件のコメント:

  1. あけましておめでとうございます(^^)

    しっかりと「THE正月」って感じの日々を過ごしてますね~♪
    おせちもちゃんと作ってエライ!!
    うちの場合おせちの「お」の字も出てきませんよ・・・(^^;)
    でも同じくガキ使と紅白は見てましたけどね~笑

    今年も二人の活動をしっかりフォローしていきますので宜しくお願いします♪
                 たかのん

    返信削除
  2. たかのんさん、こんばんは!
    そして、あけましておめでとうございます。

    可愛い年賀状、ありがとうございました。
    新年からほっこり。次に会える時が楽しみでなりません!
    わたしたちの年賀状も、無事に届いたかな。

    たかのんさんのフォロー、心強いです!
    早くマイクの修理が終わって、新しい曲をアップできるようにがんばります♪

    返信削除