2016年7月25日月曜日

本格的おつゆ捕獲作戦、はじまる -夏野菜の揚げ浸しと、しらすと水菜のバターレモンパスタ-

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朝ごはんを作っている、という夢を見ていたので、実際に朝ごはんを作るのがおっくうな感じだった。社会人のころは、よく仕事をしている夢を見てしまって(しかも大体トラぶっている)、すごく疲れた状態で出社していたっけ。そんな憂鬱な気分も、パンの上でとろけたバターと一緒に溶けてなくなった。

二人して、まだ祭の余韻に浸ってるのか?すごくすごく眠くて、エンジンがかからないみたい。
リビングでうだうだごろごろしていると、玄関口から呼ぶ声が。
宅配便のお兄さんが、大事なものを持ってきてくれた。

それがこの、捕獲器!2日前におつゆが現われたあと、すぐにフリマサイトで中古でお安く買ったもの。売ってくれた人が気をきかせてすぐに送ってくれたから、こんなに早く手元にやってきた。


猫ビュー。
吊り下げフックについた餌に食らいつくと、がちゃんと扉が降りる仕組み。仕掛けたあとも、二人そわそわして全然落ち着かない。おつゆは、今もちゃんと無事なのだろうか。



お昼、冷蔵庫に眠る茗荷を見つめながら、献立を考える。


さんまの干物、茗荷と蒸し鶏とおくらの梅酢和え、ズッキーニのぬか漬け、セロリの葉とベーコンの白身かき玉チキンスープ。


板ずりして下ゆでしたおくらを小さく切って、蒸し鶏のほぐしたの1本分、茗荷3個を千に切ったものと合わせ、梅酢と自家製めんつゆで和えるだけ。うーん、梅酢がさっぱりとして、とても美味しい。おくらは、直売所で買った新鮮なもの。実は柔らかいけど、しっかりとうぶげを感じ、ぴんとしている。新鮮なんだ。


午後から、茗荷のとこや、ブルーベリーのところなど行って作業をしたかったのだけど、蛇は出るわ足長蜂は飛び回るわで心が折れてしまった。
蜂は、どうやらブルーベリーのずっと奥のやぶの中に、巣を作ってしまっているよう。
低く響く羽音は聞こえるのに、巣は見えなくて、どうしようもない感じになっている。

 仕方なしに、玄関前の草抜きをする。おとうさんなんかは、それはもうきれいに草抜きにこだわってやっているみたいだけど、わたしにはそんなことはできない…。
 生えている草をじっくり見ていると、問題は「背が高くなる草」なのだということに気付く。地面を覆うように低く生えている草など、むしろ砂利や砂だけしかないよりずっと良いと思うので、それはそのまま。
イネ科のひゅっとした草や、セイタカアワダチソウみたいな草が伸びてくると「荒れた」印象になるから、これはむしむしとひっつかんで毟っていく。30分くらいやったら、それだけで一見良い感じになったので、満足する。
ちょうどその頃、アシナガバチが飛んできて、終わりとなった。アシナガバチって攻撃性が低くて大丈夫って言うけど、威嚇しに飛んでくるからそうでもないと思う。実家のじいちゃんも一度ぼこぼこに刺されていたし。


お昼から長い昼寝をしていた井上がぼんやりと起きだしてきて、「二人で」ピアノの練習。


今、井上の作った「trip on the piano」という曲を二人で弾きたくて、毎日毎日練習しているところ。


今日、やっと楽譜の1ページ目を合わせて弾いてみた。一人で練習していた時の音に、他のリズムや音が重なって、全くちがう曲みたいになる、新鮮な喜び。88鍵のちょうど真ん中あたりで、お互いの右手と左手が重なるように動いて、それがすごく面白い。自分と井上の境目が、そこだけぼんやりしていて、まるで自分が他人のようだし、他人が自分のよう。
ピアノって面白いなー。

ギターも毎日ちょこちょこと続けていて、今は「D」のコードを発展させて、ものすごく簡単な曲を作ろうとしている。わたしは、日本で一番、しょぼい最低限のコードだけで美しい曲を作れる人になりたい。

そんなこんなで、今日もすぐに日が暮れて、晩ごはんの時間になった。


これは井上の方のお皿だから、大盛り!
茹でたパスタを、バターと、茹で汁、白こしょうで和えて、しらすと水菜をたっぷり。ピンクペッパーを散らし、レモンを好きなだけ絞りながら食べる。ちょっと薄味で、まるくて退屈なパスタが、レモンを絞った瞬間、ぐっと引き締まって、美味しく変わっていく、その変化がとても楽しい。


冷蔵庫に眠っていた半端な夏野菜を、全部素揚げにして、めんつゆ+砂糖+お酢で作ったつゆに漬け込む。冷やしたら、カットトマトに好きなだけつゆごとかけていただく。
夏そのものみたいな料理で、胃につるつると入っていく。素麺にのっけたり、一緒に唐揚げなんかを浸けて、丼にしても良いかも。


切った厚揚げの上に、味噌とみりんと刻んだくるみと、刻んだニラ(たっぷり)を混ぜ合わせて塗り広げて。焦げ目がつくまで焼く。ニラは、庭や畑に自生しているやつをぷちぷちとって来て使っている。
なぜか、しっかり耕して、管理して育てているネギはイマイチ調子が悪いのに、雑草の中で放置されている野生のニラはピンピンと伸びつづけている。なんで?何もやんない方がいいわけ?


料理を作っている間や、お風呂に入っている間、今日は井上が中学校くらいの時の話をたくさんしてくれて、それがすごく嬉しくて楽しい。それは、前に聞いた話もあるんだけど、何回聞いても楽しい。
まるで、過去に自分の気持ちが飛んでいって、一緒に笑っているみたいな心地になった。

朝、玄米が炊きあがるように炊飯器にセットしたら、今日一日が本当におしまいという感じになり、指先からつま先からふーっと眠くなっていく。



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