2016年7月28日木曜日

掃き清める -お好み焼き風卵焼きと花さんのスイカ-

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梅雨が明けてからずっと曇っていて、なんだったんだろう、という感じになっている。すごく眠いのは低気圧のせいもあるんだろうか。今日も、井上の掃除機の音で目が覚めた。

こちょねも眠そう。
こちょねはねぼすけ顔でもかわいいなぁ。
わたしはむくんでてひどい顔。

寝ぼけながら作ったパンケーキは、ベーキングパウダーの入れすぎで、ちょっと苦かった。

その後、耳が強烈に痒い感じになって、井上とお誘い合わせの上、耳かき大会を催すことに。
2階のベッドルームで耳かきして、天国の気持ち良さを味わい、気がつけば二人ともまた眠っていた。アホなのか?

そんな感じで午前中はおしまい!さっき朝ごはん作っただけのに、もうお昼の準備をしなくては。


はたはたの干物、お好み焼き風卵焼き、ひじき煮、スイカの皮のお漬物、モロヘイヤとみょうがのチキンスープ、玄米。
初めて食べたスイカの皮のおつけものは、しゃくしゃくとして、とても美味しい。


かつお出汁をちょっと入れた卵焼き(もちろん出汁巻きでも良い)に、かつおぶし、青のり、ネギ、マヨネーズとお好みソース。中を半熟にするのがミソ。
これは、もちろんただ単にお好み焼きを食べたいけどそこまでするのはめんどくさい時にも良いし、今日みたく、塩味としょうゆ味のおかずだけではちょっと味が締まらんなという時に、代打的に登場させても良いわけです。

わたしは社会人のとても貧乏だった時期に、いかに卵でごはんを食べるかということに執心していた時期があり、これはその産物。

今日のお昼で、花さんのスイカが食べ納めとなった。



甘くて、じゅるじゅるで、わたしたちは子どものようにむしゃむしゃ食べた。
井上が、「種飲んでまったけど、大丈夫かな?」と不安そう。もしおへそから芽が出たら、わたしが大事に大事に育ててあげよう。





わたしは昨日から、家で出来る、ちょっとしたお小遣い稼ぎをやっている。
1~2時間で、1日分の食費くらいかな。でも、これでごはんが食べれると思うと、とてもやる気が出て、わたしはとてもはりはりとやった。

夕方からは、昨日に引き続き、きつねづかをきれいにしていく。

まず、こちらをご覧ください。



1枚目は、きつねづかの入口の階段の写真。2枚目は1枚目登った近くにある小さな階段。
階段を覆っているのは、刈り取った草や落ち葉。石段が見えないくらいになっている。

わたしはなぜか、つい昨日まで、ほんとうになぜか「別にこのままでいいか」と思っていた。でも、昨日草を刈りながら色々胸の内がすっきりしてきたら、この散らかった草は非常に良くないのではないかと思えてきて、



掃除したら、すごく気持ち良かった。
昨日までのわたしには、この草がどうして気にならなかったんだろう?

草を、竹ぼうきで掃いて、近くにかためて置いておく場所を作った。刈った草を取り払うと、刈ったと思って刈れていなかった草があったことに気付き、それを改めて刈った。
石段の隙間から生えている草のうち、可愛い背の低い葉っぱは残しておいた。


↑こういう草(わたしはカヤと呼んでいる)を重点的に刈る。
↓こういう風に。
ここらへんはスペースが小さいし石が多くて、草刈り機では難しいから、手作業で。


わたしのこの適当でずぼらな性格は、案外庭仕事に向いているなと思った。
こういう作業は1日では完成しないから、あんまり根をつめすぎると続かない。わたしは根性なしなので、しんどくなる前に嫌になる。それはむしろ良いことでもあるのかも。
それに、庭仕事は、案外危ない。鎌や電気で動く草刈り機やチェーンソーも使うし、段差があるところでは転落の危険もあるし、蜂やムカデ、蛇もいる。
その点、わたしはちょっとでも危ないな、とか、集中力が切れて来たな、と思ったら即効止めるから怪我もしにくいし、蜂が周りを飛び始めると耐えることなく退避する。
プロには絶対になれないけど、一生楽しんでやるには無理しないことが大事だよね。

黙々とやっていたら、昨日ナナフシがぶらさがっていたのと同じように、帽子のはじに、今度は神秘的な真っ白な蜘蛛がぶら下がっていた。
アルビノか?白いだけで全然気持ち悪くない。そっと触れると、まるで霧のようにいなくなってしまった。

玄関口のレモンバーム、虫食いがあるなーと思ってはいたけど、なんだか急に葉がスカスカになっている?と思って、表の葉っぱをめくってみて、仰天した。表の上の方しか葉っぱが残って無い。全部何ものかに食べられたのだ。
根もとの土を掻いてみると、やっぱり、ごろんと大きな芋虫が…。調べてみたら、どうもコガネ虫の幼虫のよう。こいつのぷりぷりのからだは、わたしの大事なレモンバームでできているのだな。さらばだ。しっかりと踏んだ。

井上は井上で、裏側の草をびしっと刈ってくれたみたい。草刈り機は手がすごく疲れるから、率先してやってくれる井上のおかげで、わたしは鎌でせこせこやっていられるのだ。


戻ってきたら、二人して、服のまま、ミストを浴びたみたいに濡れていた。


夕飯は、焼き肉の残りの牛肉を細切りにしたものとセロリとたまねぎを入れて、自家製焼肉ダレの残りとナンプラーで味付けしたがっつりビーフン。
それから、茹でたての枝豆。枝豆ほど、じーんと美味しい食べ物ってあるのだろうか?一粒一粒甘く、濃厚な、美味しい豆の味がした。


夜、二人で、きつねづかの地図を書き、各場所をゾーニングして、名前を付け、さらに、そこを区分けしていく。


こうして区分けと名づけを行うことによって、たとえば、

「裏斜界のみょうがゾーンの草引きに行ってくるね」とか、
「スラム街のサンライズストリート草深くない?」とか

そういう会話が可能になるわけです。
今までは、「きんかんの、あそこのおくのあそこらへん」とか、「大きい木の下の階段を降りたとこの木」とか、夫婦でしか通じない暗号のような状態で会話していたから、これは大事な作業。
この手書きのマップは見づらいから、後でわたしがPCで書き起こしてアップします。
またひとつ、きつねづかが身近になった。

井上は、まだがんばってブログを書いているみたい。
毎日毎日、思い出に浸りながら書くのは大変だ。ぜひ読んでやってください。こちらからどうぞ!

頭はまだ冴えているけど、体だけが蜜のように眠い。

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