2016年7月23日土曜日

茗荷が花のつぼみだって知ってた? -ささみのにんにく青のりピカタ風-

スポンサーリンク
曇っているけれど、どんよりというほどではない。時々さぁっと雲が流れて、光が差して、すぐまたふわっとフィルターがかかるように曇る。
山は、快晴でないときの方が美しいと最近知った。



一番上の画像は、おつゆを保護するために井上が設置したもの。
ブログを見た大阪にいるおとうさんから「おつゆは、野生の動物にやられてしまったかもしれない」とメールがきた。
おつゆは「ここにいるよー!」と言わんばかりに泣き叫んでいたから、そうである確率は高そう…。

でも、実は、餌はなくなっているのだ。おつゆが食べているのかもしれない。もしそうなら、早くなんとか保護したい、ということで、捕獲箱を井上があるもので作ってくれた。

外側の木の枠は、わたしがこちらにきてすぐ、瓶や缶をゴミの日まで保管しておくゴミ箱として作ったもの。底がなかったので、井上が適当な板を張り付け、箱にしてくれた。
細い木の枝を拾ってきて、それをげんのう(とんかちみたいの)とワイヤーでつないで、げんのうが倒れると、箱がばたんと閉まる仕組みになっている。

後はおつゆが餌を食べてくれるのを願うばかり。

さて、お昼、と思っていると、となりのお宅のおばあちゃんが、牡蠣の炊き込みご飯をおすそ分けに来てくれた。
感謝でいただきます。


昔風の味付けで、ごはんも柔らか目で、実家のおばあちゃんが作る炊き込みご飯を思いだした。
まとめて1升ほど作り、良いにおいのするお櫃にたっぷり入っている炊き込みごはん。
少し甘口で、炊き込みごはんの日は、おかずなしで、それだけだったけど、わたしはそれが好きだったな。

はたはたの干物、ニラと玉ねぎの卵とじ(昨日の残りにニラを加えてチン)、じゃがいもとベーコンのカレースープ(カレーの残りをお水で調整して、チンしたじゃがいもとベーコンを加えてあたためた)。

玄関前に植えたパセリを一枝採ってきてあしらう。ぷーんと青いにおい。

雨が降ったり止んだり。ひんやりした空気がとても気持ち良い午後になった。



きつねづかの裏側の、茗荷が自生しているゾーンを見に行ったら、茗荷の茎がひゅっと伸びている根本に、半透明の不思議な花が飛び出している。
つい2,3日前まで、こんなのなかったのに?なにこれー!?と思って良く見てみると、その根元は確かに、見慣れたあの茗荷であった。



調べてみたら、どうやら花が咲いてしまった茗荷は、香りも落ちるし、スカスカになってしまうと書いてある。でも、試しに割ってみたら、全然中身はぎゅっと詰まって、香りもとても良い。スーパーのと比べるからなのかな。もしかしたら、蕾の状態では、もっと美味しいのかも?

でも、畑ではなくて、草の中に生えているので、土から出てないみょうがを探すのはずいぶん大変そう。

なんてことのない、つまらない草も摘んだ。それをシリカゲルに沈めておく。きれいに乾きますように。

アムプリンの器で、大きな焼きプリンを作る。ヨーグルトも作る。食パン型を空焼きする。キッチンでせわしなくしていたら、ふとどっと気持ちが疲れていることに気がついた。
こういう疲れは、いったいどこからやってくるのだろう。

わたしはいま、自分に自信をなくして、まるでだめな気分になっている。

頭を振り振り、近くのお寺まで歩いて行った。ここの桜の木と、その根元に広がる苔が好き。カメラを持って行かなかったので、今度はぜひ撮りに来よう。
石段も土もお寺のお堂もしっとりと雨で濡れていた。桜の下の石段にかまわず座って、しばらくじーっとしていたら、階段を一段ずつ降りるみたいに少しずつ気持ちが落ち着いていくのがわかった。
あんまりこもっていてはいけないね。近くに素敵な場所がたくさんあるのだし。

帰って、気持ちを仕切り直してごはんを作る。
ささみのピカタ風。プリンに卵をたくさん使ったので、今週はあんまりもう卵を使えない。衣は、マヨネーズと水と粉からし、青のり、にんにくで作り、粉をつけて、油多めで焼いた。
マヨネーズのせいか?いつもより柔らかい気がする。これはいいかも。

花さんのくれた白ゴーヤーを、しらすふりかけとごま油、ごま、酢としょうゆで和えものに。ほろ苦くて、こういうがっつりした味付けのものによく合う。


今日採れたみょうがは、卵の白身、出汁がらのしいたけとお味噌汁に。


どんどんと扉を叩く音がして、出てみれば、花さんの旦那さんが、でっかいすいかの半割を持って笑顔で立っていた。ほら、と渡してくれた、すいかのずっしりとした重さよ。
大きな冷蔵庫を買って、ほんとうに良かったと思った。
わたしたちは、してもらうばっかりだ。
お礼がしたくて、今日はたくさんパンを仕込んだ。明日持って行けるように。

そうこうしながら、ふと窓の外を見たら、例の捕獲箱の様子が!
でも、どうやらげんのうの倒れ方が悪かったみたいで、箱は倒れてくれなかったよう。餌はきれいさっぱりなくなっている。井上は、げんのうの位置をうまく調整して再設置してくれた。
今度こそ上手くいきますように。

夜、食パン型を何度となく空焼きする。明日湯種法で、ゆめちからの食パンを作ってみようと思って。
食パン型は、大阪のおかあさんが譲ってくれた。おかあさんは食パンが大好きらしい。今度来たら食べてもらいたいなぁ。それまでに美味しいのが焼けるようになろう。

相変わらず、雨は降ったり止んだりしている。箱ががたん、とならないか、と二人してずっと耳をすませてブログを書いています。

ここを公開してから、毎日たくさんブログの投票ボタンを押してくださって、ありがとう。おかげでわたしたちは、とてもやる気に満ち溢れています。
こんな、何のへんてつもない、普通の日記なのに。これからもっと、ああしたい、こうしたい、こんなことも書きたい、やってみたい、ということがたくさんあります。
どうかわたしたちTOWAtextileを応援してやってください。
よろしくお願いします。

旧fork songsは、井上ががんばって横浜時代の記事を書いてくれています。
書き終わったらご褒美にiphoneSEを買うんですって(笑) ぜひ読んでやってください。うふふ。
fork songsへ



◆ランキングに参加しています◆

応援していただけるととても励みになります。
1日に1度、こちょねをそっとクリック!

ブログランキング・にほんブログ村へ


スポンサーリンク


スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿