2017年9月6日水曜日

20170906

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1週間くらい前に、幕を引いたみたいに夏が終わって、一気に肌寒くなった。夏らしいとうもろこしのようなにおいの風があっちこっちに飛んで行って、もう土のにおいが強くなり、夕暮れははちみつ色。
そのせいで、煮込み料理が続いている。


ここ数日のもんもんはなかなか吹き飛ばずにいたんだけど、今日(もうきのうか)、わたしはとにかくいろいろなことをノートに書き出してみたのだった。
めんどくさくてなかなかできない作業なのだけど、2時間くらいノートにむかっていろんなことを系統立てて書き出していき、それを線でつないだりして少しずつ整理していく。
やがてそれらが縦にも横にも斜めにも手をつなぐように意味を持って繋がり、その全体像が少しだけ見えてきて、そしたら久しぶりに、わたしはほっと息をついたのだった。

書くということは頭の片付けだ。
というのは良い言い方で、書かなければもう頭の整理もできなくなったという感じ。わたしは幸福感とかそういうものと引き換えに、どんどん馬鹿になっている気がする。
そしてそれでいいんだな、と、力が抜けてしまった。


先月、スーパーセンターで行われていたレシートラリーの結果が、9/2に出たので喜びいさんで確認に行ってきた。
(何せ、応募者が少なくて全員あたるようだったので……旅行券とかあたるのに、田舎ってすごいなぁ)
そしたら、眼鏡屋さんの当たりを引いていて、眼鏡屋さんだのに、赤と白のワインを1本ずついただいたのだった。
わたしたち、なんか勝手に旅行券とか、けっこういいものが当たると思い込んでしまっていたので、なんかどんな顔をしていいかわからない感じ。
でも、赤ワインは、ビーフシチューに、白ワインは、井上の誕生日かクリスマスなどに使おうかと思ってすこしほくほくとなる。

おとくはおとくです。

あと、さいきんのふたりの趣味は、図書館巡り。
いつも新宮の小さい図書館に行っていたのだけど、鵜殿や熊野のほうまで足を延ばすようになった。
鵜殿はこじんまりとしていて本の数は少ないのだけど、意外と選書がよく、あなどれないかんじ。
熊野の図書館は新しく気持ちがいい。高校生くらいの子や、大人(なぜかおじさんが多い)もたくさんいた。分類は下手だし、数の割には、という選書な気がするも、この辺ではこれ以上はぜいたくはいえません。
図書館には、本当に感謝しかないです。

図書館はわたしの人生にとって本当に特別な場所だった。
わたしは読書がとても速いので、とにかく志摩市の図書館にいて、1日3冊とか4冊読んで帰るだけでとてもしあわせだった。
図書館のそばにあるカフェもわたしの癒しだったし、とかくわたしの図書館への愛は深い。
図書館はわたしの閉塞感をそのときだけは打ち破り、外へと開いてくれた。とくに、PCでいろいろと活動ができるまでのあいだ、外とはほぼ図書館のことであったと思う。


夜、人知れず”あん”を炊く。
やさしく洗ったあずきを水で火にかけ沸騰させしばしおき、ざるで水を切って軽く洗ったのち、ひたすらやわらかくなるまで水を差しながら煮る。
簡単にへらでつぶれるほどやわらかくなったら、0.7倍の砂糖を加えて、良いかたさになるまで練り、最後に塩をくわえてできあがり。
市販のより甘さが控えめで、豆の味や風味もあり、とてもおいしい。
夕飯は質素にしたく、おにぎりだけだったので、食後に、夏に友人からもらったバニラアイスにまだ熱いあんをとろりとかけて食べた。至福~~~。

あんとアイスの力で仕事をえいやーっとやる。
最後はわたしにはどうしようもできない問題でとん挫したけど、ひとつの仕事がほぼ終わったので、ほっとなる。
借りてきた本が読みたいのだけど、明日早く起きたいのでもう寝よう。

歯磨きの前に、冷蔵庫をあけて冷えたあんを自分に内緒にするような気持ちでひとさじ食べる。




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