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夕方から、バイクに乗って熊野へ。今日は、熊野の大花火大会だから、気もそぞろになっている。
じめじめとした風を切って、141号線をゆくと、熊野にゆくにつれ車が増えていき、市街地の手前のトンネルから、少し渋滞気味となる。これは、ここらへんではおそらく今日一日ひか見られない光景だろうな。
気にしていた熊野の駐車状況は、バイクには案外やさしいもので、わりと停められる場所はいくらでも見つかった。
バイクを公園の脇に停め、閉店間際のイオンで花火用のおせんべなどをいくつか買う。ここ最近、わたしたちは、おせんべに夢中になっていて、とくに薄くて塩味やわさび味なんかに目がないのだ。
そこから、打ち上げ会場までは、歩いて10分くらい、さらに、花火が見やすい場所まで10分ほど歩いて、とても良い隙間のような場所に腰を落ち着けることができた。
3か所から分けて上がる花火が、どれもきれいに抜けて見える。そこは、有料観覧席のすぐそばで、はっきり言って一番見やすい場所だったんじゃないかと思う。
そういえば、東京の、歩きながらでしか見られないような花火大会も、わたしたちはフィナーレのいちばんいいときに、最高の場所にふっと入り込んで見れてしまったりする。これは日ごろの行い?
花火は、どれも本当に豪華ですばらしかった。これまでに見たことがないような、とてつもない大きさと振動で、わたしは芯からびーんと揺さぶられっぱなしだった。
縦に並んで後ろに座る井上も、おおぉ……と感激の声。
ほかの花火大会ならフィナーレだぞ、というような花火が、それぞれの演目の最後最後で大盤振る舞いに打ち上げられ、3尺玉の海上自爆ではおしりまでしびれるようだった。プロポーズ続きのメッセージ花火なんかも最高にあたたかい気持ちになるし、海上中が、熊野の花火大会を、熊野を好きでいるという感じがじーんとくる。
そして、海の上にも、お客さんがいるのだ。4隻の豪華客船が、海の上から花火を見ている。そのなかには、わたしたちが横浜で何度も見た、ダイアモンドプリンセスも!
花火のけぶりの向こうにゆれる客船の黄色い光も、まるで幻のように美しく、それもまたひとつの花火のよう。
感動のフィナーレのあと、花火師の人たちにありがとうを伝えるため、みんなそれぞれがペンライトやスマホや懐中電灯などを、海の船の花火師さんに向かって振る。それに応えて、最後にぽーんと花火が高く上がって、それに合わせて、沖合の客船がぼーっと汽笛を鳴らす。その余韻に、すっかりやられてしまったわたしたちだった。
感動で胸いっぱいとなり、出口に立っている、高校生のボランティアさんに、来年の花火大会のための募金を心だけ入れる。感謝感謝です。
帰り道は、とても難しいこととなる。交通規制で停めたところから車道に出られないからだ。最初は、どこかのお店で時間をつぶして、解除の時間まで待とうと思っていたのだけど、熊野のお店はまるで商売っ気がないよう。どこもしまっているので、仕方なしに2人で(ほぼ井上が)バイクを手押しで42号線まで出て、帰ることができた。
海には、いつのまにかずいぶん遠くなった豪華客船が、暗い海にうかぶ王蟲のようになっている、と考えていたら、井上も「王蟲みたいやなぁ」というので、とてもうれしくなった。
とても残念というか不思議に思うのは、道路や砂浜に残されたたくさんのごみのこと。あんなにきれいなものをわざわざ見に来ているのに、そこを汚して帰るのって、残念な気持ちになったりしないのだろうか。それはそれ、これはこれなんだろうか。
バイクで旅をしているときも、どんな自然な場所に行ってもゴミはあるので、それがただただ不思議です。きれいなものが好きだから、わざわざそこまで来てるんじゃないのかよ!
途中からオレンジロードへとよけ、あとはいつもみたくすーっと帰ってきて、お風呂にお湯をはりながらこれを書いています。脳みそが、まだまだチカチカしている。
サイプレスの精油を垂らしたヒノキ風のお風呂に入って汗を流すつもり。電気を消して、瞼の裏の火花の残りを楽しみながら。
早くも夏が盛りを過ぎたことを肌が感じるなぁ。
じめじめとした風を切って、141号線をゆくと、熊野にゆくにつれ車が増えていき、市街地の手前のトンネルから、少し渋滞気味となる。これは、ここらへんではおそらく今日一日ひか見られない光景だろうな。
気にしていた熊野の駐車状況は、バイクには案外やさしいもので、わりと停められる場所はいくらでも見つかった。
バイクを公園の脇に停め、閉店間際のイオンで花火用のおせんべなどをいくつか買う。ここ最近、わたしたちは、おせんべに夢中になっていて、とくに薄くて塩味やわさび味なんかに目がないのだ。
そこから、打ち上げ会場までは、歩いて10分くらい、さらに、花火が見やすい場所まで10分ほど歩いて、とても良い隙間のような場所に腰を落ち着けることができた。
3か所から分けて上がる花火が、どれもきれいに抜けて見える。そこは、有料観覧席のすぐそばで、はっきり言って一番見やすい場所だったんじゃないかと思う。
そういえば、東京の、歩きながらでしか見られないような花火大会も、わたしたちはフィナーレのいちばんいいときに、最高の場所にふっと入り込んで見れてしまったりする。これは日ごろの行い?
花火は、どれも本当に豪華ですばらしかった。これまでに見たことがないような、とてつもない大きさと振動で、わたしは芯からびーんと揺さぶられっぱなしだった。
縦に並んで後ろに座る井上も、おおぉ……と感激の声。
ほかの花火大会ならフィナーレだぞ、というような花火が、それぞれの演目の最後最後で大盤振る舞いに打ち上げられ、3尺玉の海上自爆ではおしりまでしびれるようだった。プロポーズ続きのメッセージ花火なんかも最高にあたたかい気持ちになるし、海上中が、熊野の花火大会を、熊野を好きでいるという感じがじーんとくる。
そして、海の上にも、お客さんがいるのだ。4隻の豪華客船が、海の上から花火を見ている。そのなかには、わたしたちが横浜で何度も見た、ダイアモンドプリンセスも!
花火のけぶりの向こうにゆれる客船の黄色い光も、まるで幻のように美しく、それもまたひとつの花火のよう。
感動のフィナーレのあと、花火師の人たちにありがとうを伝えるため、みんなそれぞれがペンライトやスマホや懐中電灯などを、海の船の花火師さんに向かって振る。それに応えて、最後にぽーんと花火が高く上がって、それに合わせて、沖合の客船がぼーっと汽笛を鳴らす。その余韻に、すっかりやられてしまったわたしたちだった。
感動で胸いっぱいとなり、出口に立っている、高校生のボランティアさんに、来年の花火大会のための募金を心だけ入れる。感謝感謝です。
帰り道は、とても難しいこととなる。交通規制で停めたところから車道に出られないからだ。最初は、どこかのお店で時間をつぶして、解除の時間まで待とうと思っていたのだけど、熊野のお店はまるで商売っ気がないよう。どこもしまっているので、仕方なしに2人で(ほぼ井上が)バイクを手押しで42号線まで出て、帰ることができた。
海には、いつのまにかずいぶん遠くなった豪華客船が、暗い海にうかぶ王蟲のようになっている、と考えていたら、井上も「王蟲みたいやなぁ」というので、とてもうれしくなった。
とても残念というか不思議に思うのは、道路や砂浜に残されたたくさんのごみのこと。あんなにきれいなものをわざわざ見に来ているのに、そこを汚して帰るのって、残念な気持ちになったりしないのだろうか。それはそれ、これはこれなんだろうか。
バイクで旅をしているときも、どんな自然な場所に行ってもゴミはあるので、それがただただ不思議です。きれいなものが好きだから、わざわざそこまで来てるんじゃないのかよ!
途中からオレンジロードへとよけ、あとはいつもみたくすーっと帰ってきて、お風呂にお湯をはりながらこれを書いています。脳みそが、まだまだチカチカしている。
サイプレスの精油を垂らしたヒノキ風のお風呂に入って汗を流すつもり。電気を消して、瞼の裏の火花の残りを楽しみながら。
早くも夏が盛りを過ぎたことを肌が感じるなぁ。
こんにちは(^^)
返信削除花火大会良いですよね~♪
しかも会場全体に一体感がある花火大会なんて見に行った事ないな。
そういうのはやっぱ土地柄とかなんですかね~♪
こちらでも祭りや花火大会が多くあるけど、人ごみが嫌で・・・(^^;)
でも、あの体にズドーンとくる振動は会場に行かないと感じられないんだよなぁ~
あの感覚を子供たちにも感じてもらいたから今度頑張って連れて行くかな・・・笑
たかのん
こんばんは!お手紙と写真、ありがとうございました。
返信削除すごくすごくうれしくて、またひとつ宝物が増えました。
でも、花火大会って、小さな子供を連れていくにはけっこう大変ですよねぇ…。
車だと帰りも大変だし。
熊野の花火大会は本当に絢爛豪華!ですごいので、
もし将来ご縁があったら、ぜひご家族でいらしてくださいね♪