2016年10月23日日曜日

つるかご、ビヨンセ、足上げ腹筋

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昨日、ふたりでとってきたつるで、さっそくかごをひとつ編んでみる。




ネットでいちばん基本的な作り方を調べ、わかんないとこもそのままに、とにかく無心でつるを編んだ。

採っているときには感じなかったけれど、同じくずのつるでも、つるはそれぞれみんなちがって、曲がりやすいの、折れやすいの。太いの、細いの、ざらざらしているの、さまざまで、こんなちいさなかごを編むにも、適材適所というものがあるのだなぁとしみじみ思う。

つるの表面は、細かな繊維で覆われていて、ずっと触って強く編んだりしているうちに、指先がむけて、じんじんと痛んだ。

そういうことを含めて「かごを編む」ということはすごく自分に馴染む行為で、やりはじめたらあっと言う間、1時間くらいでひとかかえのかごが出来あがった。

もしあした、晴れていたら、このかごにサンドイッチを入れて、朝ごはんを川辺まで食べに行こう!



遅く起きたけれど、きちんと朝ごはんを食べる。
玄米をあたためて、高菜漬けと、お味噌汁、そしておいしいおいしいみかん。
もちもちの玄米を良く噛んでいると、舌ではないところで「おいしいなぁ」と感じる。それは「元気」という味だな。


わたしは、自分がキッチンにいて、井上が2階にいて、作曲したり、作業したりしているのを感じているのが好き。木の家は、1階にとても音が響くので、足音も、ペダルを踏む音も、筒抜けに聴こえる。それが、同じ部屋にいて別々の状態よりも、ひっそりと寄りそっているような安心感になって、しあわせな気持ちで料理ができる。

おなかをすかせたこちょねが、いつも一足先に降りてきて、足元でびゃー!と言う。



さつまいもごはん
さんまの干物、高菜漬け
お味噌汁の残りに、間引き菜を足したの
トレビスとセロリのディップ(くるみ味噌マヨネーズ)
もやしと豆苗のオイスターソース、たまごとじ


さいきんすごく野菜が高くて、半泣きです。
そこで、良くかうのが、豆苗。知ってますか、豆苗。カイワレとかの近くにあることが多いんですけど、くせがなくて、とても食べやすいし、何より可食部をカットしたあと、根元の豆を水を替えながら育てると、2回くらい、ちゃんと伸びてきて、再収穫できるんです!

これがすごく楽しくて、窓辺に置いて、ひかりの方へ向かって伸びる新芽を楽しみに見ている。ぜひ見かけたひとは買ってみてください。この時期でも100円くらいで買えます。


排水溝ネットがなくなって、急きょ街へ出て、買い物。ほんとう、何年、何回やっても、ふたりで食材とか日用品を買いに行くだけで、すごくスペシャルだ。
毎回、おなじ不二家のケーキをショウウィンドウで見て、おなじくおなかをぐーっと言わせて、やっぱり買わずに帰ってくる。たぶん、買わないのがたのしいんだ。買ったら、ただのケーキだから。

そういう楽しみがずっとある。これもぜいたく。



おかあさんからおすそわけいただいた川の蟹
里芋餅と間引き菜
大根のレモン酢なます
長いもの梅酢和え
さつまいもごはん
塩豚と野菜のミルク味噌スープ


ステーキの翌日に、蟹を食べる貧乏夫婦。

茹でたてのあたたかいのをいただいたけど、冷やしてしまったので、きちんと蒸しなおして食べた。それはなんだか、こんなに真っ赤に茹で上がった、蟹への礼儀のような、そんな気持ちで。
中に詰まったミソが濃厚ですんごくおいしい。井上は苦手だから身の部分をほぐして、溜めて、一口でぱくんと食べる、贅沢食べをしていた。

もくもく、もくもく、時間をかけて、こつこつ食べる。食べている量自体は少ないのに、満足感が腹の底からじーっと湧いてくる食卓だった。



夜、作業用BGMを流していて、beyonceのhaloを流していてうっかりとりこまれてしまう。





め、女神~~!!


心からしぼるような声に、心からしぼられたみたいな涙がぼとぼと出る。ビヨンセの清らかさにみんなが胸を打たれている、そのことにもぜんぶ感動してしまう。
天使とか、神さま、うつくしい雄大な自然みたいなひと。ああ、抱かれてしまった。

井上と、次やる曲も打ち合わせして、譜面や歌詞を用意する。わたしもわたしなりに良い歌を歌えるように、がんばろう。

思いっきりビヨンセに触発されて、足上げ腹筋をがんばってやる。
今夜はきっとよく眠れる。halo,halo,halo………。


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