2016年10月28日金曜日

冷たい床、桜流し、AyaBambi

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おかあさんの声で目が覚めた。階下で、井上と話している。どうやら、今日予定していた山登りが天気が悪いから延期になったよう。窓を見上げると、たしかにグレイッシュな空。

もう一回目を閉じたけど、眠気がちょっとずつ遠ざかっていくので、5割のところでぐいっと宙につられるみたいに起き上がった。
床がいつもよりひんやりしてる。今日は冷えるな。




図書館に返す前に、本をもういちどチェックして、必要がある場所を控える作業。レシピ本が多かったので見ているとおなかが空いた。

にがいチョコレートひとかけ、舌のうえで溶かしていった。

昼前から小雨がぱらつきだして、正午を過ぎたあたりでざーっと降り出す。晴れなかったのは残念だけど、降ったらいつまでもじくじくとせず上がる、良い雨だった。雲はあいかわらず垂れこめているけど、わたしは低気圧に最近負けていないみたい。

あたらしい、ちいさな仕事がふいに舞い込み、わくわくとなる。仕事は、ちいさい方が良い。ちいさく生きていけるに越したことはないから。


ぶりの煮つけ、里芋の茹でたの、とろろこんぶのスープ、白菜の甘酢、キャロットラぺとベビーリーフ、玄米たっぷり。

里芋をたくさんいただいた。いままで、そんなに食べる機会がなかったから、ここぞとばかりにいろいろつくってみるつもり。でもきっと、里芋のいちばんおいしいのは、こうして皮付きのままごろっとぽとぽと茹でるか蒸すかしたもの。

しょうゆか塩であっさりと食べる。くるみ味噌もつけてみたけど、芋くささが際立ってあんまり合わないみたい。

井上が、さむがって、家のなかでコートを着てる。あたたかいパーカーを出したのだけど、生乾きで嫌なにおいがするんだって。コートを着ている井上は、まるで家のなかの大型犬みたい。黒いラブラドール。

昼からふたり、また寝てしまう。最高に気持ち良いけど、やめたい習慣だ。

夕方にさしかかるころ目を覚まして、たまっていたメールに返信して、また、本のメモのつづき。終わらなさそうだからまた借りよう。何事もゆっくりやればいいのだから。



おとうさんとおかあさんにいただいたステーキ肉の残り半分を平らげる。

ステーキ
小松菜とたまねぎの炒めたの
しいたけのチーズ焼き、
野菜スープ
キャロットラぺ、白菜の甘酢
玄米ごはん


夜から、ひとと約束しているブログのこととかをこつこつやる。でも、なかなか進まない。HTMLとかほんと呪文みたい。何かひとつでもかけたらとたんに動かなくなるくせに、タグを足しても何も変化がなかったり。どうなってんだ?

気晴らしにサーフィンしてたら、AyaBambiのかわいいのを見つけたから貼っておきます。

AyaBambi - Vogue Dance [You & Me (Flume remix)]



いろんなことを更新して、ふと一息つく。

井上のヘッドフォンから、宇多田ヒカルの桜流しが音漏れして聞こえてきて、なんだか切ない気分。こちょねが察してか察せずなのか、背中をぴとっと当てて、寄り添ってくれる。なんていじらしいんだろう。



なにかをやっていることが、なにかを成し遂げることがえらいんだとずっと思っていたけど、案外そうでないのかもしれない。考えることより、考えないことのほうがずっと難しいのと同じで……。



レッグウォーマーの先から飛び出たつま先の赤いペディキュアが、ところどころ欠けてきている。つまんない気持ちでそれを見て、もう気持ちは今日にいないことを知る。



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